ニュースリリース

2014 年 12 月 9 日

M2M/IoT を実現する商用 MQTT ブローカー「Akane」をリリース

ネットワークサーバー開発の株式会社時雨堂(本社:東京都台東区、代表取締役社長:栁原 隆幸/以 下、時雨堂)は、MQTT(Message Queueing Telemetry Transport)を利用したメッセージ配信に必要な サーバー(MQTT ブローカー)「Akane」を、12 月 9 日にリリースします。「Akane」は、MQTT Ver.3.1.1 準拠、クラスター構成、1 ノードあたり 10 万の同時接続など、M2M/IoT システムをビジネスレベルで 開発・運用する事業者が必要とする機能と性能を備えています。時雨堂では 2014 年 10 月から、MQTT をインターネット上で気軽に利用できるサービス「sango」*1 の有料プランを提供しており、そのバ ックエンドで稼働する MQTT ブローカーを、今回「Akane」としてパッケージ化し、サポートと併せて 提供します。

1. MQTT とは

MQTT は、M2M や IoT での利用が想定されるセンサーやデバイスなど、低帯域で信頼性の低いネットワーク上 での通信向けに設計された、シンプルで軽量なメッセージングプロトコルです。1 対 1 のみでなく、1 対多 でメッセージを配信することが可能です。MQTT はプロトコルヘッダーが最小 2 バイトと小さく、その軽量さ から、特にバッテリーの消費を抑えたいモバイル向けの通信に適していることが特長の一つです。
MQTT を利用してメッセージのやり取りを行うには、メッセージの「送信側」と「受信側」との間に、メッセ ージを仲介する「MQTT ブローカー」*2 を用意する必要があります。MQTT ブローカーは、送信側から送られ るメッセージを一旦預かり、管理し、適切に受信側に配信する役割を担います。

2.「Akane」の特長

「Akane」は時雨堂が一から開発した商用の MQTT ブローカーです。MQTT Ver.3.1.1 に準拠、1 ノードあたり 10 万の同時接続*3 など、M2M/IoT システムをビジネスレベルで開発・運用する事業者が必要とする機能と性 能を備えています。また、クラスター構成*4 による同期が可能で、万一サーバーがダウンした場合にも、容 易に復旧することが可能です。さらに、商用サービス「sango」の運用実績を活かし、製品導入前のコンサル ティング、製品のカスタマイズ、導入後の保守等、一括したサポートを時雨堂が提供し、M2M/IoT システム を開発・運用する事業者を全面的に支援します。

3. 価格

本番環境用の年間ライセンス料金として、¥600,000〜(税抜)。 詳細はこちらをご覧ください。
http://akane.shiguredo.jp

*1 「sango」のURL: https://sango.shiguredo.jp/

*2 コンピュータと通信に関する標準化団体の一つであるOASISでは、「MQTTサーバー」という用語を使用している。 時雨堂では、「Akane」について説明する際、メッセージの「送信側」と「受信側」を仲介するという役割をより明確に 示すため、「MQTT ブローカー」という用語を使用している。

*3 同時接続 10 万以上を必要とする場合は、カスタマイズ製品として個別に相談を受け付ける。

*4 「Akane」では、クラスター構成を取る場合、他のノードに接続しているクライアントにも適切に効率よくメッセ ージを配信する仕組みを実現している(詳細は図を参照)。

【例】クラスター構成(3台)

3台でクラスター構成を組む Akane の ノードA に接続するサブスクライバー1 は、トピック 1 を、ノードB に接続するサブスクライバー2 は、トピック1と2の両方を、ノードC に接続するサブスクライバー3 は、トピック 2 をサブスクライブしている。

  1. パブリッシャー1 が、Akane ノードB にトピック 1 でメッセージを送信する
  2. Akane ノードB は、メッセージを Akane ノードAへ転送する
    (Akane ノードC には、トピック 1 をサブスクライブするサブスクライバーが接続していないため、ノードCには転送しない)
  3. ②’Akane ノードB は、サブスクライバー2 へメッセージを配信する
  4. Akane ノードA は、サブスクライバー1 へメッセージを配信する

株式会社時雨堂について

設立:
2013 年 3 月
所在地:
〒110-0016 東京都台東区台東 2-10-2 竹田ビル4階
代表取締役社長:
栁原 隆幸
主な事業内容:
ネットワークサーバー・クライアントの設計、開発、およびコンサルティング。 2014 年 1 月から、本格的に MQTT の研究と開発に取り組んでいる。
TEL:
03-6240-1490
FAX:
03-6240-1499
E-mail:
contact@shiguredo.jp
URL:
https://shiguredo.jp/
URL:
http://akane.shiguredo.jp/
このニュースリリースに関するお問い合わせ先
株式会社時雨堂 広報担当
TEL:03-6240-1490/FAX: 03-6240-1499
E-mail:akane@shiguredo.jp